ご飯を食べ終わり、部屋に戻ると私はクローゼットから涼花に買ってもらった服を取り出す。


やっと……この服を着るときがきたんだ。


私はうきうきしながらその服を着た。
そして全身鏡の前でくるくる回る。


「おかしくない、よね?」


おかしくないことを確認すると少しメイクをした。
あんまりしたことないけど……今日は特別。
マスカラにチークと色付きリップを付けた。


準備完了した私は翔希君を待っていた。
翔希君が11時ぐらいに迎えに来る予定だ。


あぁ……あと30分もあるよ。


待ちきれないっ!!


部屋のベットに座ってソワソワする。



何でこうも、早く時間が過ぎて欲しいときって時間がすぎるの遅いの?


早く時間よすすめーっ!!!