「ここが体育館で、体育館の下に武道場があるの。ざっとこれぐらいかな、よく使う教室は」
「お、そっか。頑張って覚えなあかんな」
「じゃあ、もうすぐチャイム鳴るし教室に帰ろっか」
「お、おう。そうやな」
そして私と零夜君は教室に戻った。
教室に入ると、涼花と翔希君が話していた。
「……っあ!帰ってきたよ!」
涼花が私と零夜君を指さす。
「お、翔希。ただいまー」
零夜君が翔希に手を振る。
手を振られた翔希君は何だか不機嫌そう。
どうしたのかな?
「おい、由愛。ちょっと来い」
「へっ!?」
不機嫌そうな翔希君に腕を引かれて、教室を出た。
「翔希君、もうチャイム鳴っちゃうよ!」
「サボるぞ」
「え!?」
さ、サボるって!!



