【完】大キライなキミに片想い中。





「てか、敬語使わんでええのに。同い年やん」


「じゃあ……やめ、る」


「なぁなぁ、後で学校案内してや!」


はぁ!?
学校案内とか……。


「えぇやん!俺、はよこの学校に慣れたいねん!」


キラキラした目で私を見つめる。


「な?お願い!!」


「うぅ……」


ここまでお願いされると断りにくいなぁ……。


「な?由愛」


「……わ、わかったよ」


「やったぁーっ!!!」


零夜君は飛んで喜んだ。


「こら、大垣。授業中だぞ」


零夜君に先生の鋭い視線が向けられる。


「あ、すいません………」


零夜君が謝ると、教室中に笑いが起こった。