「はーい、じゃあ授業始めまーす」
「きりーつ、礼。着席」
1時間目の授業が始まる。
「なぁ、由愛。教科書見せてくれへん?」
「え」
「まだ教科書届いてへんから、持ってないねん」
そっか。
まだ転校してきたばっかだもんね。
私は快く、教科書を見せてあげることにした。
「何これ」
零夜君が指さしたのは、私の教科書の落書き。
あ、消してなかった!!
は、恥ずかしいっ!!
「き、きにしないで!!」
「ヘンテコな犬やなぁ」
「い、犬じゃなくてうさぎですっ」
どうせ私なんて、絵心ないですよーだっ。
メニュー