【完】大キライなキミに片想い中。





この公園は結構広い。
大きな噴水もあるし、遊具もたくさんあるし。
今日は平日の夕方だから、小さい子供や小学生がたくさんいる。


「涼花っ!あの遊具に行こうぜ!」


「え、ちょ、慧斗!」


涼花と慧斗君はベンチに荷物を置くと、さっさと遊具のところに行ってしまった。


ちょっと、2人きりってすごく気まずいんだけど……。
どうしたらいいの!!?


「しょ、翔希君も遊具で遊んでくる……?」


おそるおそる、そんなことを聞く。


「いや、俺はここに座ってる」


翔希君がベンチに腰をかける。


「そ、そっか。じゃあ私も座っておこうかな」


翔希君と少し距離を置いて、隣に座った。


つ、次こそは沈黙にならないように話さなきゃ!


と、声を発そうとしたとき。