『ほんと、由愛がここまで鈍感だったとはね』 「うぅ……」 『まぁ、頑張りなさい』 「うんっ」 大希君も悠麻君も涼花も応援してくれてる。 頑張らなくっちゃ! 『じゃ、私着替えるから切るね』 「うん!涼花、ありがとう」 涼花にお礼を伝えて電話を切った。 「ふぅー……」 私ってほんと、素敵な仲間に囲まれてるな。 そう、実感した。 なんか、眠たくなってきた……。 「ふぁ~……」 私は眠りの世界に引き込まれたのだった。