「俺、由愛ちゃんのこと応援してるからな!」


「ありがとう……悠麻君……」


「好きな子の幸せ願って当然だろ?」


悠麻君は無邪気に笑った。


「いつかちゃんと、その気持ち伝えなよ?」


「うん……っ!」


憶病な自分とはお別れして、自分の気持ちをはっきり伝えよう。


翔希君は私のことどう思ってるかわかんないけど……。


「じゃ、家まで送るよ」


「ありがとう!」


「またアイス食べに行こうね」


「もちろん!!」


悠麻君に家まで送ってもらったのだった。