「「あ」」


昇降口で翔希君にバッタリ会った。


「翔希、行ってくるな」


「おう」


悠麻君と翔希君はよくわからない会話をしていた。


「じゃあな、由愛」


「う、うん、ばいばい!!」


翔希君の笑顔にまた胸がドキドキ高鳴る。


そして悠麻君と校門を出た。


「ちょっとそこの公園で話してもいいかな?」


「あ、うん!」


悠麻君と私は学校の近くの公園に入る。


「よいしょっと」


ベンチに腰をかける。