【完】大キライなキミに片想い中。





必死に探すけど噴水のため池は大きくてなかなか見つからない。


「どこ……!?」


制服はびしょ濡れだけど気にしちゃいられない。


すると―――


「由愛っ、お前何してんだよ!!」


「翔希君………」


私が雨の日に貸したジャンバーを持って、翔希君がやってきた。


「大希君にもらったペンダントが……っ」


「まさか……この噴水の中に!?」


私が頷くと「何でそんなことになった」と言った。


「じ、実は………」


音羽ちゃんのことをおそるおそる話す。


「はぁ?何、ソイツ。まぁいい。俺も探すから」


「え!?翔希く……」


翔希君は私の言葉を無視して噴水の中に入った。