「どういたしまして」


相川は少し頬を赤らめて前を向いた。


こんな可愛くて純粋な女の子、今までにいなかった。
俺がこんなにも本気になったのも。
だから……この気持ちを大切にしたい。


でも……今告白しても相川は俺なんて視界に入ってないかもしれない。
だから……デートにでも誘ってアピールしてからにしよう。
翔希が自分の気持ちに気づく前に。


俺がプレゼントしたペンダントを毎日学校に着けてきてくれてるのは、相川の優しさ?
それとも……俺が好きだから?



相川……絶対相川を俺のものにしてみせるから。