【完】大キライなキミに片想い中。





私は翔希君の寝ているベットの隣にある、椅子に座った。


「翔希君………」


そっと翔希君の頬に手を触れたときだった。


「ん……由愛……?」


翔希君が目を開いた。
慌てて頬に触れていた手をひっこめる。


「あ、しょ、翔希君大丈夫!?」


「あぁ……慧斗達は…?」


「さっき帰ったよ!」


「ん……そっか。由愛。来てくれたんだな」


翔希君が柔らかく笑った顔に少し胸がドキッと高鳴る。


「べ、別に、心配したとかじゃなくて……っ、熱あるのに学校来るなんてバカだなって言いに来ただけだからっ……」


「そっか……でも、来てくれてさんきゅ」


な……っ、翔希君いつもと何か違う?


「ど、どういたしましてっ」


「まぁ……今日学校に来てお前にちゃんと礼言えたし、よかった」


「へ……!?」


もしかして……今日学校に熱あるのに来た理由って……。