【完】大キライなキミに片想い中。





「保健室ってここか……」


ガラガラ―――


「失礼しま~す………」


中に入って声をかけたけど先生のいる気配はない。


翔希君……ベットで寝てるのかな?


ベットの周りにかけてあるカーテンを開く。


「翔希……君?」


そこには苦しそうに寝ている翔希君。
そしてベットの隣の椅子に慧斗君と悠麻君がいた。


「あ、由愛ちゃん!」


悠麻君が私に駆け寄ってくる。


「翔希君は?」


「翔希なら、さっき寝たとこだよ」


「じゃ、俺らは教室戻るか」


慧斗君が立ち上がる。


「えー!?俺、由愛ちゃんともっと……」


悠麻君が駄々をこねる。


「おい、保健室で騒ぐなっ!」


「あ、ごめん……」


「じゃ、相川またな」


慧斗君と悠麻君が保健室を出ていった。