キーンコーン――― 1時間目の終了を知らせるチャイムが鳴った。 1時間目は『翔希君大丈夫かな?』って気持ちと『大希君、どうしたのかな?』って気持ちであんまり集中できなかった。 そして、すっごく長く感じた。 「ゆーまっ。翔希君んとこ行かなくていいの?」 涼花が問いかけてくる。 「あ、うん、行ってくる。涼花も行かない?」 「あー…私はいいや。次の授業で提出の課題やるの忘れてたから、今からやらなきゃ!」 「そっか!じゃ、行ってくるね」 涼花に見送られながら保健室に向かった。