【完】大キライなキミに片想い中。




ホームルームの途中に大希君が帰ってきた。


「大希君!!」


大希君が席に帰ってきてすぐに話しかけた。


「相川、また心配かけてごめんな?翔希、今日熱あるのに無理して来たみたいで……」


「えぇ!?休めばよかったのに……」


無理しないで休んだ方が絶対良かった。


「……ねぇ、相川」


大希君が少し暗い表情で言った。


「そんなに……翔希が心配?」


「へ……!?い、いや、そんなワケないじゃん!ただ、少し気になっただけで……」


大希君の表情が悲しそうに見えて仕方ない。


「……もしかして、翔希のこと好きなの?」


その言葉に驚いた。


私が……翔希君を?


「いやいやいや、そんなワケ……」


「そう、だよな。変なこときいてごめん!!」


大希君……何か最近変?
気のせい、なのかな……?