【完】大キライなキミに片想い中。






「そ、そんなことないよ!!」


「俺、今度天気予報で雨のときはわざと傘忘れて、相川に入れてもらおうかな?」


「え!?」


な、ど、どういう意味なんだろう……!?


「そうしたら、相川は傘に入れてくれる?」


大希君が首を傾げる。


「も…もちろんっ!!!」


むしろ大歓迎!!!


「翔希はずるいよなー、相川の傘に入ってさ」


「え、あ、あの……」


大希君の言葉にうぬぼれてしまいそう。
ねぇ、大希君。
少しだけでも……期待してもいいのかな?
大希君が私のこと好きかもって。


「はは、ごめん。困らせたな」


爽やかに笑う。


大希君の……気持ちがわかんないな……。