〔お?お?お?〕 はしゃぎだす母さん。 「……ごめん、もうあたし別れたい」 このタイミングでくるかーー! 俺ももちろんびっくりだけど、一番びっくりしてんのは龍之介。 でも一番顔に出てるのは父さん。 口を開けたまま唖然としてる。 「……なんでだよ…」 「ごめんね」 にっこり笑う悪魔の愛里。 〔愛里こっわー!〕 「………俺 諦めないから」 龍之介は言い捨てて帰ってしまった。