「並んでよっか」 しっかり立ち位置につくと、愛里はため息をついた。 「新ももう高校生かぁ…」 「うん」 「あっという間だね~」 「そうかな?」 俺的にはやっと愛里と同じ学校だから嬉しすぎる。 「あ、電車きた」