確かに俺たちが住んでるのは 街はずれの高級住宅街。 俺んちはそんなかでも小さいほうの家だ。 小さいほうが一緒にいられるとかなんとか。 「新、友だちできる?」 「んーー…」 人見知りだからいまいち自信がない。 「いつでも相談のるからね」 くっそーーー! 愛里かわいすぎる! 「ありがと」 「腕時計、おそろいだね」 「え?」 腕時計を見せてくる愛里。 …白とピンクだ。 色違い。 父さんナイスだ!