何時だったかの記憶を
掘り起こして思い出す

今も耳に残るのは
あの人がいつも口ずさんでいた
よく知られている子守唄


花に埋まったあの人が
優しく微笑むような顔をするから
青色の雫が止まらない


ガシャンと言う音が響いて
嗚呼 さよなら