不良系幼なじみとの甘い恋愛事情



「やだ、なんでそんなこと覚えてるの?3歳か4歳くらいの時の話なのに」



あたし自身そんな昔のことは完全に忘れてて。


この間パパに教えてもらうまで知らなかった。



「ふっ。お前のことならどんなことでも覚えてるし。忘れるわけねえだろ?」



ドキッ



なんでそんなこと……。



どういう意味で言ってるの……?



優しいのか優しくないのか


わからない。



でもドキドキしすぎて愛翔の顔が見れない。



俯いたまま顔を上げることが出来なかった。