私はいつの間にか公園にいた


「…どうして…ここに」


静かに声がもれていた




PM 4.30まえ



小さい子たちが親と一緒に公園に来ていた



その姿を見ていると自分の幼いときの事を思い出した


両親といるときも いつも変わらず笑顔で振る舞っていた

幼いころ 両親はいつも「薫の笑顔は世界1だ」と言ってくれた

それが嬉しくて私はどんなに辛いことがあっても笑顔を崩さなかった