ごめんねっ…ごめんね…。

アタシがいっつもフワフワしてるから…



「ゆーっ…今行くよっ!!」


アタシを守ってくれて…嬉しかった。

本当に嬉しかった…。


だから伝えなくちゃいけない。



アタシは雄星の家に着いたので

インターホンを鳴らした。



―――ピーンポーン…


『はい…?』


「ハルタです!雄星くん居ますか?」


『雄星ね、まだ帰ってないの。ごめんね。』


「………はい。」



アタシは雄星の家を離れた。


そして、もう一度だけ

チラッと雄星の家の方を見た。