「ねぇ、アンタ名前は?」 アタシはその悲しげな瞳をした、 色白な彼女に聞いた。 彼女はどこか遠くの 空を見てアタシに言った。 「井上 玲美。病気で中々学校に来れな かったんだけどね、もう大丈夫なんだ。」 井上玲美。アタシのクラスに不登校で そんな名前の子も居た気がする…。 「アンタもしかして、2年?」 「うん。確か…B組だったかな?」 「同クラだ!病気治ったの?」 「ううん…一旦こっちに戻れるだけで 又、病院に戻るのもすぐなんだ…。」