アタシはやっぱり雄星が好きだ。 あんな奴大っ嫌いだ!! 「バカヤローっ!!」 三階の教室から1つ下の階に移動して、 廊下の窓から思いっきり叫んだ。 真っ青な空に声は吸い込まれていった。 すぅーっと息を吐いて 外をちゃんと見直した。 アタシが見てる方は校舎裏だし、 誰もいないはずだよね……? 誰にも聞かれてないよね!? 「キャーっ!助けてーっ!!」 あ…あれ? 「ちょっとーっ!!そんな所で 見てないで助けてよーっ!」 アタシは不思議に思って目を擦った。