こんなの…悲しすぎるよ…


「恨むなら私を恨んで…。恋愛写真を
破いたのは私。全て壊したのは私だから……」


そう言って玲美ちゃんはアタシから離れた。

アタシは思わず足を一歩下げた。


そして、玲美ちゃんから逃げるように走った。


何でかわかんない…雨で濡れてる事さえも

忘れるくらい苦しくて仕方ない。


『雄星くんによろしくね』


何て言われると思ってなかった。


交差するこの想いはどうすれば……

どうすればいいのっ!