「何で……雄星?」
アタシは思わず立ち止まった。
そして、傘を振り落としてしまった。
「雄星…アタシ分かんないよ…」
アタシが雄星の方を見つめると雄星は
アタシを優しく…優しく抱きしめた。
「僕は分かるよ…君が好きだから。」
「えっ…」
「やっぱりハルちゃんしか見えないんだ、僕。」
雄星はヘラッと笑った。
アタシが求めたのは何だったんだろう…
いつも変わらないもの探していた。
それがもし今変わってしまうならアタシは
どうしたらいいんだろう…。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…