『もうすぐ俺の世界が終わる…』


そういう意味だったんだ。

アタシの前から形もなく消えていくって……


アタシの世界からはあなたは消えていく。


『ハルちゃん…やっぱ僕、
本当の気持ちに嘘つけないみたい…』


正しくアタシを愛せるようにと、彼の視界を

正したのは内海日向…………


アタシの大っ嫌いで大好きな奴だった。