俺は思わず頭をかいて、ベンチから離れた。
「何やってんだよ…」
マジ俺のやってる事、訳わかんねぇ…。
そんな事を思いながら俺は
歩いてハルタの家を目指した。
ーーーピーンポーン…
響くインターホンに目を見開く。
もうすぐお前に会える……。
『はい……?』
「笹山さんのクラスメイトの内海です。」
『………ひゅー?』
インターホンの声は他の誰でもない…
愛しいハルタの声だった。
少しの沈黙が続く。
まぁそりゃ、そうか。
いきなり家に押し掛けてきて一体何しに
来たんだって言いたいわけだろ?
「ハルタ、ちょっと出てこいっ!」


