恋愛写真


「………何だよ。」


「………あのっ…これ……」


アタシはひゅーのバラバラに裂かれていた

恋愛写真をセロハンテープで止めて、

ひゅーの大きな掌にのせた。


「大切にしてほしい…。」


アタシたちを繋いでいるのは

この写真だけだから…。


アタシたちが又、巡り会えたのはこの写真の

お陰だから…


「ひゅーは優しすぎるんだよ。」


アタシは立ったままバスの手すりに掴まって

窓の方を向いた。


胸元に光る星の鍵のネックレスはアタシに

勇気を分け与えてくれた。