ビリビリに裂かれた恋愛写真。


赤いルビーの宝石が埋め込まれた星の鍵。



あたしだけが幸せになってはいけないって…

そんな気がしてたまらなくてあたしは


夜空に目を向けてた。


雄星は今も本当は泣いてたんだって

思うと苦しくって…



でも、知らなかった。



あたしは誰よりも我が儘で誰よりも弱虫で


誰よりも………都合のいいやつだって。