廊下から作り笑いの内海日向が見える。 「日向~♡日向は夏休みどっか行くの?」 「んー…夏は別荘でいつもピアノと勉強と してるけど。」 「別荘っ!!」 「受験じゃないのに勉強!」 「ピアノ弾けるなんて格好いい!!」 「でも、1人じゃ寂しいからずっと傍に居てくれる子がいたら嬉しいんだけど…」 廊下にいる内海日向がそう言った時、 教室の窓越しからアタシと目が バッチリ合った…。 キャーと言う歓声と共にアタシは 内海日向から目をそらした。