「えっ…ちょっ…まってよ…。」 アタシは思わずひゅーの手を掴む。 でも、その時、ひゅーは 一体どんな顔をしていただろう…。 思わず目を見開いて言葉を失った。 ひゅーはアタシの手を振り払って 屋台の明かりの消えたその間を走っていった。 その、あんまりにも苦しい……泣き顔で………。 「ひゅー……。」 初めて見た……。ひゅーのあんな泣き顔。