「笹山ー!問5答えてくれ!!」


ひゅーくん元気かな~?

あれ以来本当にあってないな…。



「ハルター?問5当たってるよ!!」



この町も大分変わったしアタシとの

約束なんて忘れてるかもしれないな~。



「おーい…ハルター?」



空は繋がってるのにね…。



「ハルちゃんっ!!」



「ふへっ!?」



アタシは急に聞こえた大声に反応して

思わず飛び上がった。




「雄星…?どっ…どうしたよ?」



アタシの方を見て小さく微笑む彼は

あの頃のまま、優しい面影を残してた。