「ん…ハルちゃん?」 雄星は勉強机の椅子に 腰掛けてアタシの方を見た。 「あの頃に戻りたいよ…」 アタシは机の写真を手に取って見つめた。 この頃は笑ってた。幸せだったから…。 「それは無理だよ…ハルちゃん。」 雄星の悲しそうな顔が見えた。 わからないよ…ねぇ雄星。 「何で無理なの…?」 思わず雄星の方をじっと見つめた。すると、 彼はとんでもない言葉を吐き出したんだ。 「僕達は大人になってしまったんだ。」 って…。悲しい言葉を吐き出したんだ。