「ちょっ…ひゅー…///」


俺はさっとベッドから降りて、

ハルタの方を振り返った。


どうしてだろう…かっこ悪ぃ…。

涙が止まらねぇや…。


「お前なんか……」



ハルタは俺の後にすぐベッドを降りて

俺の背中を優しく抱き締めてくれた。


でも、駄目なんだ…。

この優しさに甘えてたら…。


だから、ごめんな…ハルタ。



「俺は…お前なんか大っ嫌いだっ!!」


本当にごめん…。


俺はハルタの手を振り払った。

そして、部屋を出てすぐに外へと

駆けていった。