俺はその場から動けなくなった。
全てが…全て…
「ハルタも雄星も…それに玲美も…
俺が人生を狂わしたんだっ!!」
俺が頭を抱えてひざまづくと…
「ひゅー、そこまでよ。」
とベッドの方から玲美が俺を叱った。
俺は玲美の方を思わず見た。
「良いかしら…?ひゅーが、ハルタちゃんに近づかなければいいのよ。これから気を付ければ…それで良いじゃない?」
玲美は俺の手をそっと取った。
そして、又、笑いかけるんだ。
「貴方はワタシだけを見てればいいのだから…。」
って…。
俺は頷いた。そして、病室を駆けていった。
ハルタに大事な事を伝えるために…。


