アタシは思わず玲美ちゃんから離れて

雄星の元へと駆けていったけど…



雄星はアタシをかわしてすれ違った。


「えっ…。」


アタシは思わず後ろを振り返る。

すると…



「来たよ…玲美。」


って…そう言って、玲美ちゃんに

そっとキスをする雄星がいた。



「ゆ…っ!!ゆーせ…っ!!」


アタシの頭の中は真っ白になった。


待ってよ…待って…。

何で玲美ちゃんとキスしてるの!?


アタシは思わず涙を溢した。


そしてそのまま病室を出て駆けていった。