俺は玲美のベッドの側の椅子に

腰をおろした。


「あの子の…所に行かないでね…」


「……ハルタ…?」


「好きなの…?あの子の事。」


「いいや、別に…。幼い頃の…友達みたいな感じ。」



俺は玲美のベッドの側にある冷蔵庫の

中からペットボトルの水を出した。



俺がキャップを開けようとしたら玲美が

そのペットボトルの蓋を持つ俺の手を

止めた…。