恋愛写真


アタシは結局あの重苦しい

教室に戻って来てしまったんだ。



そして、アタシと雄星は何1つ言葉も

交わさずに今日の学校を終えた。



アタシが帰る用意をして、

席をスッと立ち上がるとアタシの手を

誰かの震える手が掴んできた。



アタシが思わず振り返ると、そこには

うつ向いて肩を丸くする雄星がいた。



「ハルちゃん…僕を…嫌いにならないで。」


その声は凄く弱々しくて…

今にも泣き出してしまいそうな…


そんな声だった。