「俺がさ、たんぽぽなら、俺が眠る夜に光を撒き散らす星がハルタって事。」 「へっ?」 「決して交わらない時間に活動してるって言いたいだけ。」 ひゅーはそう言って少し切ない瞳をして 空を眺めていた。 アタシもひゅーの見ている空を見つめた。 ひゅーの見ている空にアタシは 居ないって事なんだね…。 アタシがひゅーの手をそっと繋ごうと した時、突然、屋上のドアが ―――バタンッ と音をたてて開いた。 アタシとひゅーは 思わずその扉の方を見た。 するとそこには…