俺はマンションの、俺の部屋の鍵を素早くあけて、真っ先にベットにむかった。 ドサッと女をやさしくおろす。 「風呂…先はいるか…?」 俺がそうきいても女は首を横にふっただけだった。 「だけど…風邪、ひくぞ?」 「あなたから先にはいってもらって大丈夫ですよ…」 「いや、俺はべつに大丈夫だし、入ってきたらいいよ」 「でも…」 俺は反論する女の口を塞いだ。