そして…、家に続く道の途中で公園のところで俺は足を止めた。 「誰か…いるのか…?」 ふいにそう呟いてしまった。 公園の近くにあるベンチに誰かが座っているシルエットが見えた。 目を凝らしてみようとしても思っても雨が邪魔。 いや、こんな雨の日に傘もささないで外にでるわけねぇか…。