「お前っ変なこと言ってないだろな」 「お前ってゆうなっつーの!!バカ」 最終的には、伊月は亜矢子お姉さんに叩かれていた。 そんな二人の姉弟を見ていたら自然と笑みがこぼれた。 「じゃあたしはお風呂はいってきまーす!!あとはお二人さんで仲良くやってね♡あっ!やるんならホテル行ってね♡」 「うるせー、黙れ」 亜矢子お姉さんは笑顔でリビングから出て行った。 なんだか……嵐のようだったな 伊月は疲れ切ったかのようにソファに座り込んだ。 「お前、早く寝ろ。風邪うつんだろ。」