君の笑顔に恋してる❤

「え~?さくらが、そこまでしてくれるなら…俺も、がんばろーかなって」




恥ずかしそうにハニかむと、佐倉は地面の土を軽く蹴る。





「がんばるって…」





「自分の中で、色んな葛藤があって……。さくらのことを諦めようって思うのに、やっぱ目で追ってる自分がいて」




ドキッ。




ホントにそうなら、すごく嬉しい。




だって、あたしも同じ……。









「だけど俺らが付き合ったら、塩田はどんな顔すんのかなー…やっぱムリだな~とか、なんか色んな気持ちがごちゃごちゃしてて」




「…………」




このままもう疎遠になっちゃうのかな、って思ったときもあったけど、





実は、さくらなりに色々考えてたんだ?