「基本ひとりが好きだし、構われるのも苦手。だけど、ゲームは好きだから、その話題ならOKらしー」




「……へ、え……」




見た目は女の子なのに、実はそうなの!?




「俺と話すときも、ゲームのことだけだし。他はすぐにシャットアウトされる」




そう言ってあたしに笑顔を向ける佐倉に、キュン。











「そう……だったんだ……」




「そ。ちなみに野上めちゃくちゃゲームウマいから、アイテムもらったり、そーいうので仲良くなって~」




「ふ~ん……」




「男と話してるときと同じかな?」




そっ、そうなんだ!?



野上さんの女の子としての評価が高くないってわかった途端、




あたしのテンションも上がってきた。