君の笑顔に恋してる❤

それでもあたしは、プルプルと首を横に振った。



「…いい」



「そっか。わかった……」



横顔しかわからなかったけど、



一瞬、佐倉が、



少し寂しそうな表情をしているように見えた。



それは…



気のせい?










「…なーんかさ。藤川と、距離開いたな」



そんなの、佐倉だって。



あたしのこと、



どうして、藤川って呼ぶの?




呼び方を、知らない間に元に戻されるって、



結構傷つく…。