君の笑顔に恋してる❤

勝手に勘違いをした自分を、




バカだなと思う。





あたしのことがまだ好きだとしたら、





藤川に戻したりすると思う?





そんなの、幻想だ……。













「違~う。あ~、もぉどうでもいいや…。

さっきコクってきた女子、何組だっけ。確か俺の友達が好きって言ってる子なんだよなぁ~。


そーいうのが、一番困る……」




ズキッ……。




「別に気にしなくていーんじゃねーの?勝手にコクってきたんだし」




「そっか…。あ~そうそう、昨日さ~……」




そこでふたりは、全く別の会話を始めてしまった。





佐倉はサラッと流したけど、




あたしの胸は、ズキズキと痛くなってくる。