君の笑顔に恋してる❤

「お、藤川じゃん。なに飲んでんの?」




ひっ。




佐倉と一緒に来た男の子が、あたしに話しかけてきた。





「りっ……りんごジュース……」




あたしの心臓は一気にバクバクし始める。




別に存在を消そうとか、そんなこと思ってたわけじゃないけど、




見つかったことにドキドキした。











「じゃ~、俺も~」




決め手がなかったのか、男の子はりんごジュースのボタンを押してる。





そしたらすかさず佐倉が、





「ハハッ、マネすんなよ~!」





って笑い声をあげた。