君の笑顔に恋してる❤

佐倉はあたしを見るでもなく、





隣にあるベンチに座った。




あっ……




話しかければよかったかな。




だって、思いっきりあたしの視界に入ってたのに。












佐倉は、あたしだって気がつかなかった?




チラッととなりのベンチを見ると、




後ろ手にベンチに両手をひっかけて、クタッと首を横にしていた。





「あ~…眠い……」




そーなんだ…眠いんだ?




そっか、さっき突然起こされてたから…。