君の笑顔に恋してる❤

ポケットからハンカチを取りだして、





汚れた手や口もとを拭いてると……。
















「あ~もぉ、勘弁してほしい……俺、あ~いうの苦手なんだよな~」





あたしのよく知ってる、ユルい口調が聞こえてきた。





さっ……さっ……




佐倉だーーーーーっ!!!




見なくても声でわかる。





どうやら佐倉は、あたしが今座ってるベンチの後ろから、




コッチに向かって、歩いてきてるようだった。